社則違反 

社則違反 (ヤングコミックコミックス)社則違反 (ヤングコミックコミックス)
RAYMON
少年画報社 2008-07-28

「社則違反」第1話〜最終話である第4話+プレ読み切り、「社則違反LB」第1話〜最終話である第3話まで収録。見た目通りのオフィスエロもの。「社則違反」では毎話主要登場人物が変化するのに対して、「社則違反LB」は受付嬢とその恋人という1組のカップルにしぼった作品。巨乳系。一部凌辱っぽい流れもあるものの基本的にはどの作品も合意系。

 どちらかというとエロバカ作品といった作風で、そのへんがあまり好みに合わなかった。また、いざ読んでみると妙に肌がテカテカした感じの描かれ方でいまいち。表紙を見た時は好みのタイプの絵柄だと思ったのだけどなあ。比較的お気に入りなのは「プレ読み切り」。

おとうといもうと 

おとうといもうと (バンブー・コミックスDOKI SELECT) (バンブー・コミックス DOKI SELECT)おとうといもうと (バンブー・コミックスDOKI SELECT) (バンブー・コミックス DOKI SELECT)
愛染 五郎
竹書房 2008-08-16

by G-Tools

 姉の結婚が決まり、落ち込んでいる拓の元に、姉の婚約者の妹・楓が訪ねてきた。強烈なシスコンの拓と強烈なブラコンの楓はお互いを慰め合ううちに、身体を重ねてしまう。お互いの理想からほど遠いながらも、惹かれ合う二人の恋の行方は?
という表題作全10話収録。1冊まるまる1本の長編。これ1冊で完結。表紙絵からわかる通り、ヒロインはやや微妙にポッチャリ風味。また方言で語尾に「ケロ」とつけるので、そのへんが気になる人は気になるかも。個人的には最初はひっかかったが、すぐ気にならなくなったけど。

 マークなし作品なのでエロ描写がぬるいというのは承知の上だったが、出会って速攻「二人で(兄と姉から)卒業しよ」などと言い出すほどラブラブな雰囲気になっているというのに、終盤までお互いのことをどう思っているかなんてことで引っ張られてもバカバカしいだけで萎えてしまった。余計な設定を加えないで最初からただラブラブカップルがイチャイチャしている毎日を描いているだけということにしておけばもう少し素直に楽しめたと思うのだが。あるいはどうしても「お互いのことをどう思っているか」を山場にしたいのであれば、序盤〜中盤は相手のことをなんとも思っていない、あくまで身体のみの関係という態度にすべきだったのではないかと。

初犬 

初犬 (いずみコミックス)初犬 (いずみコミックス)

一水社 2006-04-22

by G-Tools
「赤ずきんは狼が好き」「ストレンジ・カインドオブウーマン(アゲイン、さらにアゲイン)」「帯に長すぎ襷に太し」「暴走なめ娘・雪奈ちゃん」「悶蔵くんの一日」「おねェちゃぁん、あ遊ぼ」「sweet331kcal」収録。巨乳系で全作品凌辱はなく合意型。「ストレンジ・カインドオブウーマン」はこの1冊で完結せず3巻まで続く。

「ストレンジ・カインドオブウーマン」のヒロイン・藤乃が好評で人気が出た作品らしいけど、個人的にはそれほど魅力は感じなかった。個別のヒロインがどうのこうのよりも、むしろ絵柄がすごく好みで良かった。お気に入りは「赤ずきんは狼が好き」。次点で「帯に長すぎ襷に太し」。

海神 

海神 (セラフィンコミックス)海神 (セラフィンコミックス)
霧恵 マサノブ
ヒット出版社 2006-12-13

by G-Tools
「おまかせ!レビアたん」「リアクト!」「イカとメロン」「アレイズ!」「旅人の自由亀甲」「本能と冷凍庫」「チェイン!」「三バカとホルマリン」収録。『海贄』『海宴』と続く三部作の一冊目。凝ったストーリー構成が評価された作品のようだけど、とりあえずこの巻ではちらほらと各話間のつながりが見えつつも、まだ全体像はわからなくて、基本的にはちょっとした小エピソード集的な内容ですな。エロ描写に関しては力を入れて迫力あるエロが描かれているのだけど、あまり好みの絵柄でなくて微妙。比較的お気に入りなのは黒スト描写が素敵な「本能と冷凍庫」。

敏感どろっぷす 

敏感どろっぷす (セラフィンコミックス)敏感どろっぷす (セラフィンコミックス)
雨部 ヨシキ
ヒット出版社 2006-09-13

「空から零れたストーリー」「ちぐはぐ」「東風吹かば」「乙女心と夏の蒼天」「異心伝心」「熱・中・症」「DOG YEAR」「10人十色」「近きにありて想うもの」収録。全て一話完結型の単発作品。和姦系で凌辱・ダーク展開一切なし。胸の大小の区別はあるものの、小さい方でも完全なつるぺたというわけではないので、どちらかというと巨乳の方が印象に残りやすい。ヒロインは一番上でも大学生くらいで、全員学生世代。ロリは出てこない。

春色さぷりめんと』が良かったのでさかのぼってこちらにも手を出してみた。あいかわらずちょっととぼけた登場人物たちのやりとりや絵は良かったのだけど、単発作品ばかりだからか二冊目にもなるとどれも展開が似たようなものに思えてしまったのがちょっと残念。次の新刊ではそろそろ連続ものの長編作品に挑戦してほしいなあ。

少女嗜好 

少女嗜好(TENMAコミックス) (TENMAコミックス)少女嗜好(TENMAコミックス) (TENMAコミックス)
八的 暁
茜新社 2008-08-08

by G-Tools
「縄と少女(ありす)」「セーラー服とアリス」「WET×少女」「アリスうります」「あまり2」「少年とおねぇさん」「HENTAIでイこう!」「星盗人」「瞬いて消ゆ 小さき夜に」「くらがりのサイドA」「愛はさだめ、さだめは…」「Silent2」収録。「縄と少女(ありす)」はオールカラー4ページ。また「セーラー服とアリス」と登場人物が共通。

 どういう絵柄かは裏表紙を見るとよくわかるので、実際に手に取れるならそちらを参考にすることをおすすめ。ロリ系だが、どのヒロインもわりとはっきり胸の膨らみがあり、高校生ぐらいのヒロインもいるので賛否が分かれそう。またレイプ・鬼畜成分は含まれないとのことだが(裏表紙に書いてある)「縄と少女(ありす)」「セーラー服とアリス」「WET×少女」「くらがりのサイドA」はやや陰のある作風。「愛はさだめ、さだめは…」は作者の趣味全開のようで、やたらと凝った設定がカバー下にあり。「くらがりのサイドA」はふたなりもの(ナニは小さめ)、また「HENTAIでイこう!」「愛はさだめ、さだめは…」はショタの尻に入れる描写もあったりするので、そういうのが苦手な人は要注意。

 コマとコマの間の区切りが狭く、黒地が多いせいもあってか、独特の雰囲気のある作品で最初はなじめなかったが、馴れるとどの作品もわりとエロ描写が濃いこともあってまあまあ満足のいく内容だった。「WET×少女」「アリスうります」「あまり2」「少年とおねぇさん」「くらがりのサイドA」がお気に入り。

sweet ten diary 

sweet ten diary (TENMAコミックスLO) (TENMAコミックス LO)sweet ten diary (TENMAコミックスLO) (TENMAコミックス LO)
町田 ひらく
茜新社 2008-08-08

by G-Tools
「海が見たいと云ってくれ」「卒業式は裸で 初稿」「ひまわり」「soul market」「ミセスバタフライ」「ガラスの櫂」「deformity」「アダム達とイブ」「CASH!」「Shuffle」「けもの道より来たる」収録。ロリ系。ほほえましい純愛和姦ものはなく、かといって凌辱とも言い切れない、痛みや陰のある作風。

 ずいぶん昔の作品が収録されているようだけど、そのへんを差し引いてもかなり独特の絵柄で、単純に実用性を求める人には不向きかと。なんというか文芸風? みたいな印象。個人的にはこういう作風よりも、やはり明るくエロい実用性のある作風の方が好きなのだけど、一概に駄目だったとは言い切れない味わいがあった。収録作中では「卒業式は裸で 初稿」が比較的お気に入り。

キミの瞳に欲情してる 

キミの瞳に欲情してる・ (TENMAコミックス)キミの瞳に欲情してる・ (TENMAコミックス)
TANA
茜新社 2008-08-08

by G-Tools
「キミの瞳に欲情してる第0話」「キミの瞳に欲情してる第1話」「キミの瞳に欲情してる第2話」「キミの瞳に欲情してる第3話」「キミの瞳に欲情してる最終話」「ごほうびください」「ふうふのヒケツ」「らぶ・フレグランス」「世界にない場所」 ほか様々なところで発表したカラーイラスト収録。巨乳系。「世界にない場所」 だけファンタジーものでダーク調。他は純愛和姦型。

 とにかく激しいエロ行為で男女ともドロドロのグチャグチャになるのが特徴。それでいて最後に純愛ものらしい恋してて幸せそうな表情が描かれるのがとても印象的。ただ、細かい描き込みは上手く行為の激しさを表現している反面、画面がごちゃごちゃしてて見にくかったのが残念。

H two 

H two(エイチツー) (メガストアコミックスシリーズ No. 180)H two(エイチツー) (メガストアコミックスシリーズ No. 180)
天野雨乃
コアマガジン 2008-08-19

by G-Tools
「女社長 香奈絵」「水曜日の放課後」「社長秘書 眞由美」「イエローリーグ」「皇女エレナ」「囚われのスワンピンク 〜囮潜入で救助せよ〜」「看護婦 美和子」「GMC 〜グレートマネージャーチカコ〜」「グラビアアイドル 桃美」「あるモデルの告白」「着エロアイドル カナ」「お茶会の時間」「聖肛女 ロザリア」「Re daddy」「恥肛母 響子」「金曜日の課外授業」「女優 一色さゆり」収録。

 うち「女社長 香奈絵」「社長秘書 眞由美」「皇女エレナ」「看護婦 美和子」「グラビアアイドル 桃美」「着エロアイドル カナ」「聖肛女 ロザリア」「恥肛母 響子」は各4ページのオールカラーショートショート。「水曜日の放課後」と「金曜日の課外授業」は登場人物が共通。

 純愛和姦ものは一切なし(あえて言えば「あるモデルの告白」がそうなのかもしれないが)。すべて凌辱か、同意でも性欲優先型の内容。最近のはやりの可愛い萌え重視の絵柄ではなく、濃いアダルト風味の絵柄。ヒロインもいちおう制服世代のヒロインも出てくるものの基本的には大人のヒロインばかり。なかでも顔も含めて全身ラバースーツ姿のヒロインとのHを描いた「あるモデルの告白」はかなりの異色作かと。

 こういう濃い絵柄もOKなつもりだったけど、どうも好みに合わずいまいち。すっかり最近の萌え重視の絵柄になじんでしまったのかも。カバー下のあとがきを読むとなかなか凝ったことをしていたみたいだけど、残念ながら個人的にはあまり意味はなかったな。

桜と蘭の散るころ 

桜と蘭の散るころ (ムーグコミックス)桜と蘭の散るころ (ムーグコミックス)
神保 ひとで
ジーウォーク 2008-08-05

by G-Tools
 何故か男の求めを断れない少女の一日を描いた「中毒」、いなか町の図書館を舞台とした純愛和姦もの・貧乳ヒロイン「いなか」、催眠術もの・巨乳女子生徒と貧乳外見ロリ教師のWヒロイン中編「桜と蘭の散るころ 第一話〜第五話」、姉弟もの・純愛和姦「なかよし×こよし」、昔の日本っぽい世界観を舞台とした化け物触手もの「抜苦与楽」、ヒロインが自分から多数の男に犯されることを望む「陵辱志望」収録。

 巨乳ヒロインも貧乳ヒロインも登場するが、どちらかというと巨乳の方が多めな印象。純愛和姦作品は「いなか」と「なかよし×こよし」のみ。その他の凌辱的な作品もヒロインがそれを受け入れているのでそれほど後味は悪くない。ただし、「抜苦与楽」だけはかなりダークな感じ。

 作者があとがきで語っている通り実用性重視の作風でエロ描写はかなり濃い目なのだけど、どういうわけか個人的にはいまいち。どの作品もヒロインたちが簡単に正気を失ったかのようにぶっとんでしまうのがもの足りなかったのかな。