Tentacle Lovers 

Tentacle Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 158)Tentacle Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 158)
無望菜志
コアマガジン 2008-03-19

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 表題作「テンタクル・ラバーズ」全六話+おまけ一話、一話完結型短編「彼氏の秘密」「白衣でブルマな先輩と」収録。登場人物はいずれも学生世代。「テンタクル・ラバーズ」は巨乳寄り、「彼氏の秘密」は貧乳寄り、「白衣でブルマな先輩と」は並みといったところ。

 表題作の「テンタクル・ラバーズ」が何といっても特徴的。和姦純愛系の触手ものとはめずらしい。魔法の実験の失敗に巻き込まれて死んでしまった主人公を助けようと、なんとか魂だけ淫獣の身体に移したが、淫獣は定期的にHをしないと死んでしまうので姫様が責任をとってHさせてくれるという設定。このため触手といっても人間の少年の心があり、姫様と心を通わせていく過程があるので全く凌辱的でなく後味が悪くない。

 成年コミックらしくやっていることはそれなりに濃いものの、絵柄的にも作風的にもどちらかというとエロコメといった感じ。なのでエロ的には少々不満。とはいえ、そういう作風だからこそ、触手ものというマニアックな属性の話にも関わらず、すっきりとした読みごたえになっているのだろうけど。普段触手ものは敬遠しているという人もこの作品なら受け入れられるかと。

 意外に良かったのが「彼氏の秘密」。チビっ娘で貧乳だけど強気なヒロインが可愛くてグッド。今作収録の三作中、実はこれが一番気に入った。できればこのふたりの話も一話で終わりにせず、何話か読んでみたかったな。「白衣でブルマな先輩と」も最後のふたりの会話が良かった。こうして見てみると、エロがどうのこうのよりもむしろ男の子と女の子のやりとりがいい感じの作品だったかと。

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